茶をしばこう

ずっとみてても飽きないジャニーズWEST。全員が仲間を大事に想い他者肯定する強さ優しさを持ちながら、個性豊かでキャラが被らない。7人を例えるならお茶なのかもしれない、元の茶葉は同じでも味わいが変わってくお茶たち。好きな茶片手に、7人の良さを語ろうではないか。

📚春のパン祭 〜rainboWEST〜

 

あ〜〜WEST大好き

 

こんばんは。仕事を終え、いつもの7割り増しの俊敏な動きで帰宅しました。なぜなら、ジャニーズWEST LIVE TOUR 2021『rainboW』のグッズが我が家にも届いたから!段ボールから真っ先にパンフレットを探し、血眼になって読みました。

 

あ〜〜WEST大好き(はやくも本日2回目)

 

不覚にも目がうるうる。こうなった理由は、私自身今回のツアーに全く行けない悔しさもあるのだろうけど。(このコロナ禍じゃ…悔しいけど私は会場には行けない状況でして…。配信あるなら全力で観ます。休み勝ち取ってみせます。BigShot!!

それよりも、なによりも、このパンフレットには、7年のメンバーの紆余曲折が盛大に現れていて。それに感動して潤んだ…。

 

この気持ち。

聞いてくれますか?(Cv.アンジョーヤリーナ)

 

 

 

 

 

《※ご注意》

『rainbiW』パンフレットがまだお手元にない方、ネタバレを踏みたくない方などなど…。これ以降、なにかと、パンフレットからの引用部分が出ててきますので、お気をつけください。

 ※引用部分はハッキリと区別していまずが、パンフレットという現在販売中の有料グッズの著作権云々の問題が生じるのであれば、すぐこの記事を削除しますのでお知らせください。

 

そして長文です。かなり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

『rainboW』パンフレットを読み終えました。

最も心に残った部分が、重岡さんが発したこちらです!!!!!!!

過去を思い出すときって、アルバムやライブと一緒に、当時の季節や自分たちの感覚、考えていたことか浮かんでくんねんなあ。

 ※この先引用部分の語り主の所在については、メンバーカラーと対応させて表していきます。

私もしげのその感覚分かるな〜と。ライブでの楽しさとその頃の自分の状況がリンクして、それが思い出になっていて。私も過去を色々思い返してしまったよ。今が出会いと別れの季節な春だから余計なのかな。

 

この言葉の後、重岡大毅はこう続けてました。

正直『なうぇすと』の頃が一番しんどかった。暗中模索というか…どこに向かって歩けばいいのかわからんかって。

「暗中模索」の意味は、「暗闇の中で、手探りして探すこと」、「手がかりがないまま、色々とやってみること」という意味の四文字熟語です。(我らがOggi様のネット記事から直接引用)。

『なうぇすと』の頃とは、約5年前となるかな。デビューして数年経ったプライドと焦りなんかが相まって、今後の方向性について本当に悩んでいたんだろうな。ただ、この頃から、WESTのグループ性もワンランク上に動き出したというか、またさらに、一歩踏み直したそんな感覚があります。

個人的にもこの辺りから、ジャニーズWESTに対する想いの入れ方が変わりました。私的に『なうぇすと』辺りまで、コンサートに行く動機は、ジャニーズWESTがカッコよくて面白いから、純粋にそれを観て楽しみたいからだった。けれど初の京セラドームドームを経て『WESTival』辺りからは、単に楽しみたいというよりも、7人の元気やパワーを生で感じたくて、そして分け与えてもらいたくてライブに行くようになった気がしてます。特に、楽曲や挨拶などから伝わる想いを味わいたくて。だから、勝手ながら、私的にもライブへの考え方の転換期は『なうぇすと』。

 

そんなことを思い返したら、過去のパンフレット読み返したくなって。

 

 

てことで、勝手に開催、

春のコンサートパンフレット祭。

※パンフレットの良き部分を、良きように、勝手に語る祭です。読んだとて点数もなければ、お皿も当たりません。

※最初は7人それぞれに焦点をあてて振り返ろうと思ったけれど、それだと文章まとまらなくなったので…。今回とりあえずまた、重岡大毅にフォーカスあててます。

 

 

 

 

うだうだ書きますけど、言いたいことはただ1つ。

「コンサートのパンフレットって最強すぎない?」

 

 

▶︎目次

 

 

 

 

 

-------2017/1/3 - 5/7

ジャニーズWEST LIVE TOUR 

2017『なうぇすと』

 

▶︎あれこれもがいていた「なう」

《今のジャニーズWESTについて》すごく心地よく感じるバランスやけど、でもいい意味で崩れた方がええのかなとも思ってる。だって、これだけ個性豊かなメンバー揃いやから、崩れてもおかしくないやろ?そうやってその時々の自分たちがおって、数年後に「あの時期はああいう感じやった。この時期はこうやった」って、いろんな面をもった味のあるグループになっていったらええんちゃうかな。

《最近のジャニーズWESTを一言で表すと?》頑張り時

重岡さん、やはり、この『なうぇすと』辺り、自分に関してもてもグループに関しても、方向性を模索してたんだろうなと。当時のコメントからも推察できます。

 

また、濱ちゃんから。重岡大毅のセンターについて。

《今のジャニーズWESTの課題は?》重岡さんがセンターなのにアホすぎる。こんなセンター他におらんから、前は本気で心配やった。『君はジャニーズ事務所に入って何を見てきたんや!』って(笑)。でもあのぶっ飛び具合がシゲやし、オレもそこが好きやねん。だから最近は、ウチはこれでいいかって思ってるとこ!

ジャニーズグループでのセンターを張ることに関しても、重岡さんなりに悩んでいたんだと。それでも、少しずつ自分らしさを見つけつつあった。

濱ちゃんもこのセンターの在り方でいいと「最近」思っていると述べているように、まだまだセンターという立ち位置に対して、模索段階であったかのように捉えられます。

 

『なうぇすと』パンフレットでは、重岡大毅が「自分の活動の確固たる軸になるもの」を探しもがいていた当時の「なう」が詰まっているなあと、改めて感じました。

 

 

▶︎詩人な大毅

重岡さん、この頃はまだ、自分の強みや個性を認識しその力を発揮しにくかった頃だとはいえ、豊かな表現力という才能の片鱗はこの当時からちゃんと示されていました。

オレな、ライブって大好きやねん。テレビとかプロモーションビデオとかは、あとあとまで映像が残るやんか。でもライブはその公演1回勝負。ファンのみんなとオレらが直接会えて、同じく空間を共有できるシークレットな場所…そんな気がするねんな。

ライブという“生(なま)”を最大限感じられる場所を、こんな素敵に表現できる重岡大毅って最高だな…

 

と、同時に、重岡大毅的にはこうやって過去に遡って昔のインタビューぐちぐち掘り返されるの嫌なのかな…なんて思ったり………でも重岡大毅のこれまでの過去の積み重ねがあっての今で、全てひっくるめて最高ってことをお伝えしたいのでお許しくださいな(そもそも重岡大毅がこれを見ることはないですけれども?)

 

 

 

-------2018/1/3 - 5/20

ジャニーズWEST LIVE TOUR 

2018『WESTival』

 

 

▶︎重岡大毅にしか出せない輝きの原点

本ツアーで初めて作詞に挑戦した重岡さん。

その才能について、同じユニットを組んだ桐山さんこう話していました。

今回は、オレとしげやる曲も入ってんねんけど、しげが作詞してくれて。ホンマは1番と2番で2人で書き分けようって話やったけど、しげが書いてくれた詞を見てみたら、ワードのチョイスがすごく面白い。“かわいい素直”、そんなしげの世界観が一発で気に入ってもうて。「全編、しげがかいたらどうかな」っていう俺の提案を受け入れてくれてん

自ら「作詞」という新たなチャレンジをし、現状打破する行動に出た重岡大毅。信頼のおけるメンバーからもその才能を認めてもらえることが、少しずつ自信になっていったんだろうなあと。

 

アンコールの後、しゃべる時間を任されることが多いの。(中略)オレのキャラじゃない、やけにアツい言葉を語ったことがあって、お客さんから温かいリアクションをもらえてん。裏に戻った後にも、メンバーや、スタッフさんからも「あの言葉、感動した」ってこえをかけられて、すごく嬉しかったのと同時に、こうやって自分の気持ちを声にしてみんなに伝えることの大切さや、意味を考えるきっかけになったなあ。

作詞に限らず、コンサートでありのまま語ること、つまり自分の気持ちを伝えることがファンにとっても、メンバーにとっても、重岡大毅の存在意義なんだと。それを、自分で感じ取ってくれていたことが、何よりこちらとしてもうれしい。

 

『WESTival』パンフには、「作詞」や「アツい語り」という重岡大毅にしか出せない輝きの原点を自覚した様子が詰まっている気がします。

 

 

 

▶︎ハングリー大毅

現状に満足することなく、まだまだより良くするべく今後も見据える、ハングリー精神満載な重岡大毅もちゃんといました。

今回の大きな見せ所はコント!(中略)この“笑い”っていうのは、普段番組でも求められることやし、将来オレらの大切な武器になると思っている。コンサートのパンフレットで笑いについて語るっていうのもヘンかもしらんけど(笑)。今回のコンサートが、その道のスタート地点になればええな。

《今後、挑戦してみたい曲》めっちゃざっくりした言い方になってまうけど、男っぽい曲。「何言うてんねやろ、この歌詞」っていう遠回しじゃなく、ストレートに胸に届く、そんな曲をやりたいね。

少数派やと思うけど、セクシーでカッコつけた重岡大毅を見たいっていうファンの人…ゴメン、その願いは当分かなわんと思う(笑)。その代わり、“さすが重岡大毅、真の男やな”そんなふうに思わせる人間を目指すからな!

「笑い」も「ストレートな男っぽい曲」も。この頃描いていた理想を、今、ちゃんと実現させている重岡大毅はすごい。

あとは、ファンの理想像をまだ結構気にして伺っている、そんな気にしい大毅がまだある感じも可愛い。

 

 

 

 

 

-------2019/1/3 - 3/24

ジャニーズWEST LIVE TOUR 

2019『WESTV!』

 

 

▶︎孤立によって強まったチーム力

本ツアーでは、濱ちゃん神ちゃんとのユニット曲『間違っちゃいない』にて、「作曲」というこれまた新しいチャレンジに出た重岡大毅

今回の挑戦は、ユニット曲で作詞•作曲をしたことやね。(中略)特に歌詞は自分から出た言葉やから、僕らのファンに僕らのメッセージが混じりっ気なしに届くと思っています。

やっぱりアイドルはずっとニコニコキラキラしているイメージがあると思うけど、今回は“重岡大毅重岡大毅やし”、という等身大の自分で書きました。

作詞作曲に対する重岡大毅の自信が伺えるコメントがある一方で、その制作過程には大きな大きな葛藤がありました。

 

話し合いで1対6の構図になったことがキツくて、自分的にわりと追い込まれてしまって。(中略)その次の日もみんなと仕事やったんやけど、ずっと1人で歌詞を書いてたの。そしたら心配した淳太と照史と濱ちゃんが電話してきてくれて、「誰も否定はしていない。しげのことはわかってる。そのまんまでいいんだよ」みたいなことを言うてくれたから、じゃあそれをそのまんま詞にしようってことで、「間違っちゃいない」ができました

このメンバーからの孤立は、暗中模索な現状をどうにか打破したい、そんなしげの思いが強すぎたせいからなのか。そんな我武者羅さから創られた『間違っちゃいない』。その制作過程での辛さや悲しみは計り知れないけど、それを救ったのもまたメンバーというのがWESTらしいなと思います。沢山ぶつかり合えたこの頃は、今でも大切な財産なんだろうなあ。

兄組3人がしげの辛さを察知してすぐ電話をしてフォローするところ。いくら関係性がフラットなWESTといえども、流石すぎるんだよな兄組の包容力。

中間 ライブの打ち合わせのときに、流星から「どんなことをしたいと思っているの?」って聞かれた神ちゃんが…。
神山 もうやめてやめて言わなくていいよお…(照)。

中間 神ちゃんが真顔で「オレはしげのやりたいことがしたい」って。めっちゃカッコええ!

小瀧 オレしげのバイブスのあるあいさつが楽しみ。しげのあいさつに引っ張られる感じがある。『WESTival』は特にそうやった

重岡 一応センターに立たせてもろてるけど、オレはキレイなセンターではいられないから、そう言う役割なのかな。

藤井 アレをキレイな文章にまとめると、しゃべってる時間に対して短くなるんやけど、しげのあいさつには文字では伝わらない熱量があってオレもいいと思う

言わずもがな、弟組7WESTの3人も最高です。狙っていない、心からの褒め言葉。素直な肯定的な“ホメチギリ”をできる彼らは本当にすごいよね。ジャニーズWESTは根っからのホメチギリスト気質なんだろうなあ。

もちろん重岡さんも、優秀なホメチギリストです。

どれがいいかなんてやってみないと誰にもわからないところで、メンバーそれぞれがいいと思うことを1つにまとめるのってすっげえ難しいと思う。オレは流星はすごいセンスがあると思った。(中略)人を動かしたり巻き込んだりするときに愛情って大事やし、流星からはそれを感じた。長いこと一緒にいて今まで気づかなかったけど、流星は人をまとめるのに向いていると思う。

 

『WESTV!』のパンフレットでは、しげが1つ大きな壁にぶつかり孤立したけれど、それでもメンバーの他者肯定力に支えられて、チーム力がより強固なものになっている様が詰まっている気がします。

 

余談なんですけど、『WESTV!』のDVD•Blu-rayに収録されているツアーのドキュメンタリー。そのオーラス北海道公演、直前のチームWESTで円陣を組む重岡大毅のあの姿に、このツアーの全てが集約されているように思います。あれは何回観ても泣ける。思い出しただけで泣ける。あの姿だけでも泣けるのにそれまでの経緯まで知ってしまうとさらに泣ける。ああ、泣ける。スタッフさん方、ドキュメンタリーを収録してくれて、そして、あの映像流すことをしげも許可してくれて、ありがとうでししかないです

 

余談の余談なんですけど、はまかみしげユニット曲『間違っちゃいない』は、歌詞はそのままに歌割やアレンジ等が変わりジャニーズWEST7人の曲『間違っちゃいない。』になるんですよね。そして、その7人で歌う『間違っちゃいない。』初映像収録が、14thシングル『証拠』の初回盤Bの特典映像に収録されていて。さらには15thシングル『週間うまくいく曜日』の初回盤Bの特典映像にも、大阪松竹座にて歌った模様が入っていて。この1曲を持ってして、ジャニーズWESTの近年の軌跡が辿れるといっても過言ではない。本当に本当に素敵な思い出深い大好きな大切な1曲です。

 

 

 

▶︎ユーモア大毅

個人的には、天邪鬼なエッジを効かした答えをかます重岡大毅がちょこちょこ出てくるこのパンフ、重岡大毅みが満載で大好きです。

《朝起きて一番最初にすることは?》もう一回寝るか悩むよね

《家でのスタイルは?》オーソドックスっすね。悠々自適▽心構えじゃなくて?部屋着?ジャージにTシャツ、パーカー

こういうユーモアさって大事だよね。

あと、さらっと四字熟語を出してくるところ。ふざけてるのに、頭の良さも出してくる重岡大毅が憎い(好き)。

 

 

 

 

-------12/11 - 12/13 (配信ライブ)

(コロナにより2020/3/29 - 5/24のツアーは中止)

ジャニーズWEST LIVE TOUR

2020『W trouble』

 

 

▶︎根を張り始めた重岡大毅の音楽

俺の作った『to you』、みんなどう感じるかな?感情を刺激するメロディーになったとは思うけど、どうやった?次にアルバムを出すときは、また何か曲を作りたいなぁと前から考えていたのよ。今まではユニット曲やったから、できれば7人で歌う曲にしたいなと思っていて。そのための曲を作ろう!とやってみたけど、大変やったわ〜。

みんなも、いろんな決断のときってあるでしょ?進学、就職、転職、結婚など、自分のなかで答えがわかっていたとしても、怯んじゃうときってあるじゃない?そういうときに、効果抜群な言葉が「YOUやっちゃいなよ」なんだよ。俺たちってさ「YOUっちゃいなよ」って言われて育ってきて、その言葉の魔法、威力も感じてきた。(中略)逆境の中にあるときにこのワードを思い浮かべると、一歩とはいかんでも、半歩、半歩の半分だけでも前に進めそうな気がする。

しげの作詞作曲のベクトルが、ファンのみんなに向けて、なのがよ〜〜〜〜〜〜〜く分かる。そして、「自分の感情を公にして伝えること」に迷いがなくなって沢山言葉として残してくれんだろうなと思える話ぶりになってるのが、本当に嬉しい。

しげの言葉が刺さる理由って、決して難しくない簡単な言葉と言葉を繋いで、心を打つ新しい表現をするからだと思っていて。「半歩」の後に「半歩の半歩」も付け加えるところが好きだな〜。これを踏まえて、また『to you』を聴くとほんとに沁みる。

 

そしてそれを良いと言葉にしてくれるメンバーがいるのも最高に好きなチームWEST。

しげの曲もね、俺、すっごい好き。伝えたいこととして普遍的なテーマでありながらら、しげの言葉選びがすごく素敵で、しげの感じがすごくよく出ているのよ。普段、全然そんな感じゃないのに、歌詞になるとクサいというか、いいこと言うんだよねぇ。そこがまたええねん。(中略)最後まで歌詞については悩んでいたけど、僕はしげの作る音楽がだいすきなので、完成した時は「しげが作った曲でをやっと歌える!」ってうれしかったな。あ、俺、今めっちゃいいこと言った!(笑)

こたしげさん。その仲の良さに年々拍車がかかっていく感覚があるけれど、近年のこたしげは、小瀧が本当に嬉しそうに重岡さんのことを褒める関係性があって、好きです。

 

 

『W trouble』パンフレットには、重岡大毅という1人のアーティストの音楽の方向性の大枠が固まってきた、根を張り始めた、そんな模様が詰まっていると思います。

 

 

 

 

▶︎ユーモア大毅 part2

ユーモア大毅は、尚も健在です。

《誰にも見せていない自分の一面は?》一つ出すとすれば、ニラばっかり食べてることかな。これはメンバーも知らんことや。

《2020年の新たなチャレンジは?》ニラを5cm幅で切るようにしてる。根っこのほうをギリギリまで食べるようにもなった。

ニラだけでよくもまあこんなに話を膨らませれるなあと思う。

 

 

 

 

-------2021/4/3 - 6/20予定

ジャニーズWEST LIVE TOUR

2021『rainboW』

 

 

▶︎自分自身をホメチギれる強さ

この7年のあらゆることを一つずつ積み上げた今、WESTの方向性をしっかりと見出せた、と感じられずにはいられない言葉が並んでいました。

《7年間、みんなといる時間の中で、一番楽しい瞬間はいつですか?(from崇裕)》迷ったけどやっぱりライブですかね!ライブで全員の気持ちが1つになってると確信ができる瞬間は、むちゃくちゃ気持ちが爆発する!僕らのこれまでの歩みが凝縮されて感じる瞬間というか…口で説明しづらいのが申し訳ないんだけれど、口で説明しづらいのがまた魅力。すんません、肌で感じる一番楽しい瞬間です!

《7人の絆が深まったな、と思ったのはいつですか?(from)》「証拠」の初回盤Bの特典映像「Special Studio Recording」でバンドを背負って歌った瞬間はその1つだった。全員初体験のことだったので、衝撃の瞬間をせーので共有できたのは、すごくよかった!自分たちの新たな武器を見つけた日でもあり、これ以降の自分たちの活動に、ものすごく影響を与えた日だったと思います。この次のシングルもこの経験をもとに、なるべくして「週刊うまくいく曜日」になっていったんだろうなって。知らんけど(笑)!

ジャニーズWEST音楽で気持ちを届けることを大切にしていて、そしてそれは“ライブ”という一期一会の瞬間を大事にして伝えたい。そんな思いをWEST7人で共通認識できている、と自信を持って言い切ってくれているところに、グッっ!ときました。

 

上記の「7人で描いていきたいグループのこれから」について聞けただけでも十分嬉しかったんだけれど。その答えを出すまでに、もがいていた過去についても言及してあって、余計に泣けた。

俺は音楽に対してコンプレックスがあったし、昔は大嫌いやった。音って体の中で起こることやから、正解がわからへんのよ。だから、ずっと音楽好きで若い頃から触れていた人がうらやましかった。俺の詞って、そういう根っこのコンプレックスから来てる気がする。どっちかといえば弱い詞。でも、逆にそういう部分があってよかったって今は思うかな。

メンバーで一番変わったのはしげやな。昔は感情をふさぎ込むタイプで、考えていることがわかりづらかった。でも、『間違っちゃいない』で歌詞を書いたあたりから、メンバーに感情をを伝える大切さに気づいたんじゃないかな。やっぱりWESTと聞いて最初にイメージするのはしげやし、彼がWESTの軸この7年でセンターからドセンターになったなって思う。

7年の間に変わったといえば、俺のアイドル具合やな。(中略)ある意味センターやけど、センターじゃない。センター“やのに”っていう振りが1個効いてしまってるもんね。でも、そんなセンターも最高やろ(笑)?(中略)1つ言えるのはJr.のときのキャラとは全然ちゃうけど、今が一番楽しいってこと!

苦しそうな過去のあれこれを、私もなんだか思い出してしまって、最初は切なかったけど。でもそれを口にできていること自体が、もはやメンバーがその過去を昇華していて、今は完全に前を向いていると聞こえるように思えました。

しげが今の自分を、はっきり肯定していることが本当に嬉しかったです。シンプルに。この7年の全てに本当に感謝です。そして、こんな素敵なグループは、応援し続けてきたこちら側ですらも、誇らしいと思わせてくれます。

 

『rainboW』のパンフレットでは、7年間の葛藤や努力などのあらゆることを経て、重岡大毅が自分のことでもしっかりホメチギれる強さを手にした様子が詰まっています。

 

 

 

 

▶︎詩人な大毅 part2

重岡大毅の唯一無二な人の心を刺す表現も沢山散りばめられています。

7人が大切にしているものを入れるジャニーズWESTという宝箱があるとしたら、最近その中身が増えた気がするのよね

ジャニーズWESTを食べ物で例えるなら?)おにぎり。家で握ってラップに包んだら普通のおにぎり。俺の中でおにぎりってお守り的なイメージがあって。遠足でおでかけするときに、ちょっと小腹が空いた時のために、そっとしのばせておく、みたいな。そんな感じ!

何かを変えたくて「俺、歌詞書きたい」って言ったけど、本当は怖かったもん。でも、一歩を踏み出してホンマによかった!当時の一歩って、ものすごく小さいねんで?角度で言ったら1〜2度。でも、1度でもその先に線が伸びていくと、真っすぐの線との差がどんどん開いていくやん?当時自分の一歩があったから今が変わったし、今につながってんねやと感じられる。

メンバーとは、めっちゃキレイで素敵な腐れ縁やと思ってるのよ。そこだけは、絶対この先も大事にしたい

生のパワーが欲しいと思ったとき、自分らで楽器を弾いて歌う想像をしてしていたけど、「待て待て、マイクも楽器やないか」って。ギターが似合うギタリストがおるように、マイクという楽器が似合うボーカリストになることもできるんやって。

重岡大毅って、本当に本当に比喩表現に長けてる。いつもいつも、感性が本当に凄いなと思う。

あ〜〜好き。

 

 

 

 

 

 

最後に

\\なんとなんと、今なら買えます//

『rainboW』パンフレット!

しかも、オンラインで購入できます!ポチッとするだけ!コロナ禍以前のように会場で並ばなくてもいい!

沢山の素敵な7人の想いが詰まっているから、是非とも、少しでもジャニーズWESTが気になる人は買ってほしいと思います。この値段でボリューム満載のトークとそしてアルバムコンセプトに沿った数々の素敵写真が載ってるので!

 

そして、7人のこれまでの軌跡は映像化もされております!ツアーのドキュメンタリーが収録されているものでは、パンフレットという誌面とはまた違った、“動画”での彼らのライブを創り上げる生き様を垣間見れます。こちらもどうぞよろしくお願いします

 

 

 

ただの1ファンのこんな文章でも、何かしらの形で、WESTの良さが誰かに伝わって、追い風を少し強めることができたらいいなあ、なんて思いながら、長々と書いてしまいました。

アルバムを引っ提げた毎年恒例となってきたツアー。その1年を象徴する大事なツアーにかけた熱い思いが語られる、コンサートのパンフレット。毎月の雑誌やジャニーズwebやラジオなどなど、彼らの想いを知る媒体は山ほどあるけれど、コンサートパンフレットは、ジャニーズWESTのコンサートを楽しみにしているファンだけ」に向けられた言葉が書いてあるんですよね。その他の人は見られないもの。だからこそ、コンサートパンフレットで受け取れる彼らの想いというものに、私はすごく大きな意味を感じてしまいます。そんな勝手な私の思いを、この文章から感じ取ってもらえて、それがパンフレットを買う動機の1つにでもなれたら、そんな嬉しいことはありません。

勝手な解釈だらけの『なうぇすと』から『rainboW』までの懐古。どこをとっても「WESTって最強だな」「#僕らは最強なんだぜ」に落ち着くんです。今回のツアー、7周年というアニバーサリーツアーに私は行けないから、“ライブ”を大切にするWESTに会いに行けないのはとてつもなく残念で辛いけど。この我慢は、いつかまた最高の形でWESTに出会えるための試練なんだと捉えて、何気ない毎日頑張ってみます。

 

ジャニーズWEST、ツアー完走祈ってます。そして、行かれるファンの方々も十分楽しまれることを祈ってます。

 

 

参考•引用媒体

▶︎ツアー日程など

 

▶︎暗中模索の意味